星へ行く船(新井素子)を読んでみての結果は?プロフィールや経歴についても紹介!

新井素子さんは、ライトノベルの草分け的存在として知られる日本の小説家です。

SF、ファンタジー、ミステリーなど幅広いジャンルで活躍しており、ユーモアとペーソスを織り交ぜた独特の文体で人気を集めています。

そこで今回は、新井素子さんの「星へ行く船」について、読んでみての感想、プロフィールや経歴、おすすめしたい人についてもご紹介したいと思います。

ぜひ、最後までご覧くださいね。

星へ行く船(新井素子)を読んでみての結果は?

まずは、「星へ行く船」を読んだ結果からご紹介します。

「星へ行く船」は、近未来を舞台にした SF 小説で、主人公の 19 歳の少女・森村あゆみの冒険を描いた作品です。

あゆみは、ある事情から実家を飛び出し、地球から火星への移住を目指して宇宙船に乗り込みます。

しかし、船内では様々な困難に直面することになります。乗客の中に怪しい人物がいたり、密室空間での事件が発生したりと、波乱万丈の展開が繰り広げられます。

特に印象的だったのは、あゆみの素朴な好奇心と冒険心です。

宇宙船を「青いドーナツみたいで美味しそう」と表現するなど、まだ未熟な一面が垣間見えます。

一方で、未成年ながらも高額な宇宙旅行券を手に入れるなど、たくましさも感じられます。

この作品では、人口増加と宇宙開発が進む近未来社会が描かれており、そこで生きる人々の生き様が生き生きと描かれています。

あゆみの冒険を通して、宇宙開発の可能性や、人間の強さ、弱さなどが浮き彫りになっていきます。

SF ファンはもちろん、冒険心に満ちた若者の物語を楽しめる読者にもおすすめできる作品だと思います。

今後の展開にも期待が高まる、魅力的な作品だと感じました。

新井素子のプロフィールや経歴は?

ここでは、新井素子さんのプロフィールや経歴をご紹介します。

プロフィール

  • 名前:新井素子
  • 本名:手嶋素子
  • 年齢:63歳(2024年5月現在)
  • 生年月日:1960年8月8日生まれ
  • 出身:東京都練馬区出身
  • 身長:156センチ
  • 血液型:O型

経歴

両親共に出版社勤務という家庭で生まれ育った新井素子さん、家には書庫があり、読み物には困りません。

幼い頃はまんが家に憧れていましたが絵がヘタで挫折、出版社を創るには経済的に無理があり、翻訳家になるには語学力が足りず。

開進第四中学校に進学した頃にレイ・ブラッドベリに衝撃を受け、「たんぽぽのお酒」を読んだことからSF作家になることを決意しました。

立教大学文学部のドイツ語学科に入学したのが1979年、池袋キャンパスで出会った手嶋政明さんと入籍したのが1985年。

専業主婦作家を自称する新井さん、「もとちゃんの夢日記」や「明日も元気にいきましょう」など奥様感覚のエッセイも人気です。

新井素子の主な代表作品は?

ここでは、「星へ行く船」以外の新井素子さんの主な代表作品をご紹介します。

  • 南海ちゃんの新しいお仕事 階段落ち人生
  • グリーン・レクイエム
  • あたしの中の…

 

新井素子さんの作品は、ユニークな設定や登場人物、そして深い洞察力を持っています。

クラシックな SF 要素と、人間ドラマが巧みに融合した作品が多いのが特徴です。

ぜひ機会があれば、読んで頂きたい作家だと思います。

星へ行く船(新井素子)をおすすめしたい人は?

最後に、「星へ行く船」をおすすめしたい人についてご紹介します。

男の子だから、女の子だから、男らしく、女らしく、… 性別を理由に誰かの将来性を狭めてしまったり、自分自身の可能性を閉ざしてしまったことはありませんか。

そんな方に読んでいただきたいのがこの小説。

そもそも主人公・森村あゆみが親と折り合いが悪かった理由とは?大人になったらスペースシャトルに乗る、銀河系の外へと到達して未知の世界を見に行く。

期待で胸を膨らませていたところ、「宇宙飛行士募集・健全な成人男子に限る」という壁が立ちはだかります。

本来であれば我が子の夢を応援してくれるはずのお父さんお母さんも、無難な就職先や手堅いお見合いやら押し付けてくる始末です。

人類が星へ船で行くようになっても、旧来の男女観からはそう簡単に抜け出せません。

時には挫折を味わい傷つきながらも宇宙時代のジェンダーフリーを目指すあゆみの姿に、女性はもちろん男性の皆さんもスカッとして下さい。

まとめ

今回は、「星へ行く船(新井素子)」についてご紹介しました。

SFファンはもちろん、冒険心に満ちた若者、そして男女の固定観念に囚われずに自分らしく生きたいすべての人におすすめしたい作品です。

新井素子さんの作品は、ユニークな設定や登場人物、そして深い洞察力を持っています。

ぜひ機会があれば、他の作品も読んでみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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